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2007年5月29日

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尾池総长が础笔搁鲍第11回年次学长会议に出席

 尾池和夫総长は、5月28日?30日に浙江大学(中国?杭州)で开催された础笔搁鲍(环太平洋大学协会)第11回年次学长会议に松本紘理事?副学长、横山俊夫副学长?国际交流推进机构长、塚本政雄国际交流课长とともに出席しました。この会议には、础笔搁鲍加盟大学から24大学の学长、6名のゲストほか関係者70余名が参加しました。

 28日には、昨年発足したAPRU World Institute (AWI)理事会、ならびにYANG Wei浙江大学長主催のレセプションに出席。29日のAPRUフォーラム「高等教育と新興経済域」では、ZHANG Xinsheng中国政府教育部副大臣、1957年ノーベル物理学賞受賞者YANG Chen Ning教授、TU Weimingハーバード?イェンチン研究所長の基調講演の後、21世紀の基礎科学と応用科学の関係や人文学の復興、文明や倫理の研究の重要性をめぐる意見交換がありました。この後、西湖畔の浙江省迎賓館にて、LU Zushan知事主催の晩餐会が開かれました。

 30日午前は、础笔搁鲍事业报告と事业计画をめぐる协议の后、「学长オープンフォーラム」が开催され、尾池総长は、「环太平洋圏の自然灾害低灭のための総合的枠组の実现にむけた京都大学の持続努力」と题して报告を行い、人间以外も含めた“地球社会”の调和ある共存への贡献をめざす本学の理念の展开ぶりを绍介しました。

 初日のTU所長の文芸復興の呼びかけ(京都文化会議2004の講演者でもあり、今回も“kokoro”の研究の重要性を唱えておられました)につづいて、このフォーラムでの尾池総長の発表やPaul CHU香港科技大学学長による、地域に開かれた高等研究所設立構想の説明、Henry YANGカリフォルニア大学サンタバーバラ校学長のキャンパス内環境改善報告などが、自然と人間とのかかわり再考にむけた学術統合への機運の高まりを伝え、共鳴しあいました。

 尾池総长は、30日午后、サステイナビリティ学连携研究机构、京都サステイナビリティ?イニシアティブ、立命馆大学、浙江大学の共催により杭州市で开催された国际シンポジウム「循环経済と持続可能な社会」において、东京大学総长、大阪大学総长、早稲田大学総长、立命馆大学総长とともに出席し、挨拶しました。