2005年12月12日 大阪府立大手前高等学校

2005年12月12日 大阪府立大手前高等学校

ベンチャー?ビジネス?ラボラトリー

写真1:讲演の様子

 大阪府立大手前高等学校では、毎年12月に「理数科集中セミナー」を実施しています。今回、その授业の一环として、京都大学ベンチャー?ビジネス?ラボラトリー(痴叠尝)を访问しました。

 昨年も痴叠尝の见学に访れましたが、今回は痴叠尝だけではなく、百周年时计台记念馆、附属図书馆、汤川记念馆、人间?环境学研究科総合人间学部図书馆も併せて见学しました。访问した理数科1年生80名は4班に分かれ、午前と午后に各施设を见学しました。

写真2:痴叠尝施设の见学

 痴叠尝での见学においては、施设绍介ビデオ鑑赏のあと、午前は辻野贵志氏(サイエンスグラフィックス社代表)による「大学発ベンチャー-最先端の科学技术をビジュアルで表现する」、午后は玉冈刚氏(碍骋颁理事?大手前高等学校翱叠)による「未来に一番近いシンクタンクの研究者コミュニティ」と题した讲演が行われました。この讲演では、起业に至った动机や経纬、异分野の研究者が集うことの面白さなどが语られました。

 その后、大森滋和氏(痴叠尝博士研究员)による讲演「サッカーボール型分子:フラーレンを作ろう」が行われ、フラーレンの発见からナノテクノロジー研究への発展について説明されました。生徒一人一人が型纸を切り抜いてフラーレン模型を作成する体験时间もあり、生徒からは「このフラーレンはどのようなことに役立つのですか」といった质问が出るなど、フラーレンについての兴味を深めていました。

 この他、痴叠尝施设内も见学し、研究员からの説明にも热心に闻き入っていました。

写真3:フラーレンの模型作りを体験 写真4:フラーレン模型