2011年3月11日に発生した东日本大震灾によって引き起こされた东京电力福岛第一原発事故は、放射性物质を広范囲にわたって拡散させ、大きな社会的影响を与えています。农产物の安全性やその生育?栽培环境の汚染も、生产者と消费者に深刻な问题を投げかけています。
科学的见地からみた汚染への対応は、农地や资材の除染とともに、农产物を検査し、基準値を下回っているかどうかを确认して出荷することであり、いかに适切に検査対象を定めるかが重要になります。しかし、その検査システムが一般の消费者にとって「见えにくい」场合は、放射能の未知性と相まって、不安がふくらみます。安全性についての情报は「见えやすさ」に支えられねばなりません。
本シンポジウムでは、「见えやすさ」を确保するひとつの形态として、生产者と消费者が提携して颜の见える関係を筑いてきた事例を取り上げ、农产物のやりとりを中心にして、人の関係にまで広がった农产物取引が、放射性物质汚染によってどのような影响を受け、それにどのように対応したのかについて検讨します。さらに、人でつながる农产物取引の可能性について议论し、ポスト原発事故社会における农产物生产?消费のあり方について考えたいと思います。
お诱い合わせの上、多数の皆さまのご参加をお待ちしています。
日时
2012年1月21日(土曜日) 13時30分~16時30分
会场
京都大学農学部総合館 西側1階 W100教室
(所在地:京都市左京区北白川追分町 京都大学北部構内)
(/ja/access/campus/map6r_n.htm)
プログラム
1. シンポジウム解題
京都大学大学院農学研究科准教授 秋津元輝
2. 講演
第1报告 | 东电福岛第一原発事故后の农业-それでも种を播いた福岛の生产者たち | 茨城大学農学部教授 中島紀一 |
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第2报告 | 生活クラブ生协の放射性物质汚染への対応-组合员の安全性と生产者との提携関係 | 生活クラブ連合会企画部自主管理推進?環境課長 山本義美 |
第3报告 | 提携消费者の立场から-放射性物质をめぐる消费者グループの取り组み | 安全な食べ物をつくって食べる会 事務局 柳井三来子 |
3. ディスカッション
参加费
无料
事前申し込み
不要
问い合わせ
京都大学大学院農学研究科 生物資源経済学専攻
FAX: 075-753-6191
- 農学原論分野 秋津元輝
TEL: 075-753-6181
E-mail: akitsu*kais.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください) - 農業組織経営学分野 辻村英之
TEL: 075-753-6188
E-mail: tsunji*kais.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
その他
※「食と農の安全?倫理論」は、本学卒业生?故永井幸喜氏、エスケー食品株式会社、ヤマサ蒲鉾株式会社、ヒガシマル醤油株式会社、株式会社モリタ屋、鹿児島県経済農業協同組合連合会、株式会社ロック?フィールド、株式会社明石菊水からのご寄附によって設立されています。
※本シンポジウムは、科学研究费补助金(基盘厂)「食品リスク认知とリスクコミュニケーション、食农伦理とプロフェッションの确立」の共催です。