日本アフリカ学会创立50周年记念市民公开讲座「アフリカ、その魅力と可能性」

日本アフリカ学会创立50周年记念市民公开讲座「アフリカ、その魅力と可能性」

世界のなかでアフリカの占める位置とその重要性はますます大きくなっています。全8回にわたって開催するこの公開講座では、その歴史、芸術、生態、文化、政治、経済、開発、メディアなどの分野における最新の研究成果をわかりやすく紹介しながら、皆様にアフリカの過去、現在、未来を学んでいただくことを 目指します。日本におけるアフリカ研究は、本格的に開始されてから50年以上の歴史があります。最前線でフィールドワークをおこなってきたアフリカ研究者が熱く語るアフリカの多面的な魅力と秘められた可能性を感じていただければ幸いです。

期间

2013年2月~2014年4月
(全8日。各日程は、以下のスケジュールをご覧ください)

时间

各回15时00分~17时00分

场所

京都大学稲盛财団记念馆3阶大会议室
(京都市左京区吉田下阿达町46)

対象

研究者や日本アフリカ学会员のみならず、広く市民の方々にご参加いただけます。

申し込み

不要

受讲料

无料

问い合わせ先

京都大学アフリカ地域研究资料センター
罢贰尝:075-753-7803、贵础齿:075-753-7831
贰-尘补颈濒:箩补补蝉50迟丑*驳尘补颈濒.肠辞尘(*を蔼に変えてください)

共催

日本アフリカ学会

京都大学アフリカ地域研究资料センター

スケジュール

第1回 2013年2月9日(土曜日):歴史

「マンドゥメ王の头はどこにあるのか」
永原阳子(东京外国语大学アジア?アフリカ言语文化研究所)
アフリカ南部、现在のアンゴラとナミビアの国境にまたがる地域にかつてクワニャマという王国が存在しました。今から100年ほど前の同国最后の王の运命を取り上げ、文字记録に残された「歴史」と人々の伝承や记忆の中に残された「歴史」との関係を考えてみたいと思います。

第2回 2013年4月13日(土曜日):自然

「アフリカの自然が作った人间」
山极寿一(京都大学大学院理学研究科)
これまで20种类を超える人类が诞生したが、その舞台は常にアフリカ大陆でした。なぜ人类はアフリカで生まれたのか、そしてなぜアフリカを出たのか。そこにはアフリカの自然と人とが繰り広げてきた进化のドラマが潜んでいます。

第3回 2013年6月22日(土曜日):開発

「アフリカの开発と援助 -多様化するプレイヤーと共に」
黒川恒男(独立行政法人 国際協力機構(JICA))
近年、公司、大学、自治体、狈骋翱、そして援助机関など、アフリカの开発を支援するプレイヤーも多様化が进んでいます。さらにアジア诸国をはじめとする新兴国も続々とアフリカ支援を开始、强化しています。こうした変化を踏まえつつ、「アフリカの开発と援助」の「今」と「これから」を考察します。

第4回 2013年10月19日(土曜日):宗教

「呪术-现代アフリカの见えない力」
近藤英俊(関西外国语大学外国语学部)
アフリカにおいて呪术は消えゆく迷信ではありません。それは政治?経済から、开発やエイズ问题に至る今日的な诸领域と密接に関连しています。この讲演では、ナイジェリア都市住民の呪术経験を吟味し、呪术を必要とするようなアフリカの现代について考察します。

第5回 2013年12月14日(土曜日):経済

「急成长で岐路に立つアフリカ」
大林 稔(龍谷大学経済学部国際経済学科)
21世纪に入ってアフリカの成长は目覚ましく、高层ビルとショッピングモールの建设が続いています。他方人々の暮らしはかえって悪化し、政治は不安定化しています。アフリカはどこに行くのかを、経済から考えてみます。

第6回 2014年2月15日(土曜日):芸術?音楽

「アフリカ音楽の魅力:无文字社会との関连から」
铃木裕之(国士舘大学法学部)
伝统的に文字を持たなかったため、アフリカでは音楽が発达してきました。太鼓がメッセージを伝え、语り部が歴史を伝承し、祭りや仪礼のプロセスにはかならず歌やダンスが组み込まれています。そんなアフリカ音楽の诸相を、伝统から现代まで、具体例を示しながら绍介します。

第7回 2014年3月15日(土曜日):政治

「民主化の20年を考える」
岩田拓夫(立命馆大学国际関係学部)
「アフリカの年」以来50年あまりを振り返る中で、最も大きな政治的节目の一つとなったのが、1990年代以降の民主化の开始でした。本讲演では、アフリカ诸国における民主化を通して、アフリカ政治の変化を理解し、今后の展望を考えます。

第8回 2014年4月12日(土曜日):映像?メディア

「お好みどおりのアフリカを作る」
飯田 卓(国立民族学博物館民族社会研究部)
皆さんが抱くアフリカのイメージとはなんでしょう。贫困、纷争、野生动物。そうしたイメージの多くは、つい最近までマス?メディアを経由してきた情报がもとになっていました。アフリカ?イメージができる过程を具体的にお话しします。