京都人类学研究会新歓公开讲座を开催します。奋ってご参加ください。
日时
2014年4月18日(金曜日) 18時30分開演(18時開場)
会场
百周年時計台記念館 [3] 国际交流ホール III
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演题
「福の民 -しあわせの民俗誌に向けて-」
発表要旨
マチにすむ人々の日々の暮らしとその挙措動作には、どのような知恵と仕組みが読みこめるだろうか。なぜか今まで総合的な市史のなかった「最後のマ チ」福岡市の民俗調査をはじめるにあたって、わたしたちの考えたのはそのことだった。都会とは何か?一人前でなくとも暮らしていける場所。モニュメントが そこかしこに遍在する場所。にぎやかな行事とイベントの場所。そして夜をつくる場所。いくつものアイデアのなかで、おのずとふくらむ主題があり、これを柱 に次のような構成にたどりつきました。特別篇「福の民」、民俗篇?第一巻「春夏秋冬?起居往来」、第二巻「ひとと人々」、第三巻「夜と朝」。いま三冊目に とりかかっているところです。
そのなかで、どうしても知りたいことは、ひとが幸福になる条件でした。すでに柳田國男たち草創期の民俗学 には、「しあわせよき人、または家」への問い(昭和10年頃の山村生活調査?100項目の質問)があり、質問をする側もされた側も戸惑ったとのことです。 語彙史をみると、翻訳語の幸福はアチーブメント型だが、やまとことばの「さち?さいわい?しあわせ」にはめぐりあわせの語感があります。このめぐりあわせ よき幸福観は、アチーブメント主流の現代社会にもそこかしこにマダラもように生きており、われわれの生き方を微妙に方向づけています。よいめぐりあわせに は待ちうけるほかないが、その待ちうけの幅をおおきくする工夫はできるだろう。その際、マチバの半人前(オオビヨコ)を見守る人たちがおり、ひととひとの あいだにあって、あらかじめ葛藤と軋轢をなだめる人たちがいます。
今回は、これらを背景に、「无事の民俗」「あいだの幸福」について话してみたい。
発表者
関 一敏 九州大学人間環境学府教授
コメンテーター
藤原久仁子 大阪大学言語文化研究科特任助教
古川彰 関西学院大学社会学部教授
対象
どなたでも参加いただけます。
申し込み
事前の参加予约は必要ありません。
参加费
资料代として200円いただきます。
问い合わせ
京都人类学研究会事务局
E-mail: kyojinken2013*yahoo.co.jp (*を@に変えてください)
共催
人文科学研究所「トラウマ経験の组织化をめぐる领域横断的研究」プロジェクト
备考
- 京都人类学研究会は京都を中心とする関西の人类学および関连分野に関心をもつ研究者?大学院生がその研究成果を报告する场です。
- 京都人類学研究会代表: 田中雅一 人文科学研究所 教授