野生动物研究センターに熊本サンクチュアリを设置しました。(2011年8月1日)

野生动物研究センターに熊本サンクチュアリを设置しました。(2011年8月1日)

 本学は、8月1日付けで株式会社叁和化学研究所より、同社の研究施设である「チンパンジー?サンクチュアリ?宇土」(熊本県宇城市)の土地、建物のほかチンパンジーの寄附を受け、「熊本サンクチュアリ」と改称し、野生动物研究センターに设置しました。

 これに先立ち、7月31日に移管式典を挙行し、山本一雄 三和化学研究所代表取締役社長より、チンパンジー?サンクチュアリ?宇土での研究の歴史や同施設での今後の研究への期待について挨拶がありました。次いで、伊谷原一 野生動物研究センター長へ施設の鍵が渡されました。伊谷センター長は、同施設の寄附について謝辞を述べ、野生動物研究センターがより高度な学際的研究を進めていく機関として機能するために同施設を有効に活用できることは大きな喜びであると挨拶しました。

 また、「熊本サンクチュアリ」の看板の上掲が行われ、叁和化学研究所および本学関係者らが立会い、设置を祝いました。

 熊本サンクチュアリは、引き続き叁和化学研究所から寄附を受け、福祉长寿研究部门として饲育下チンパンジーおよびヒトの福祉と长寿についての研究、特に环境エンリッチメント(动物福祉の立场から饲育动物の幸福な暮らしを実现するための具体的な方策)、认知能力、加齢についての応用研究を継続していくとともに、将来に向けた复数の国内饲育拠点作りを推进することを目的とし、それらを通じてさらに研究を発展させていく予定です。


施设の引き渡しをする、山本代表取缔役社长(左)と伊谷センター长(右)

施設の看板を上掲する、松沢哲郎 霊長類研究所長(左)と伊谷センター長(右)