第52回京都大学未来フォーラムを开催しました。(2012年1月27日)
今回の京都大学未来フォーラムは、本学法学部卒业生で慶應義塾大学総合政策学部教授の上山信一氏を講師に迎えて開催しました。
上山氏は、日本の现状认识として、一人当たり骋顿笔など様々な指标で国际的な优位性が低下し、闭塞感に満ちていること、その要因は、自由贸易や终身雇用制による経済や社会の安定といった、これまでのビジネスモデルが机能しなくなっているためであることを指摘された后、意外に内需依存型の日本経済では、将来不安を払拭すれば资产(ストック)が消费(フロー)に回り有効であること、そして、ストックを流动化させるのは政治の役割であると述べられました。
そのうえで、改革のあり方として、天下国家やビジョンといったマクロ的なアプローチではなく、个々の组织を対象に社会実験を行うといったミクロ的なアプローチで持続可能な仕组みづくりを目标としていること、さらに、自身が顾问を务める大阪府市においては、行政资产の転用によるライフインフラの充実や个人の不安の解消を都市再生の戦略に位置付けていることなどを绍介されました。
参加者からは、「タイムリーであり大変勉强になった」「自身が日本のために何ができるか考えたい」「国民が変わらなければならないと思った」などの感想が寄せられました。
![]() 讲演をする上山氏 | ![]() 会场の様子 |