第53回京都大学未来フォーラムを开催しました。(2012年7月9日)
今回の京都大学未来フォーラムは、本学文学部卒业生で京都市美術館長の潮江宏三氏を講師に迎えて開催しました。
潮江氏は、次々と京都に诞生したアヴァンギャルドの美术运动を绍介されたのち、现在美术を取り巻く状况がこれまでと一変しつつあるとの认识に立ち、「美术京都」ひいては「美术日本」の未来のために国の芸术政策の転换に向けて、(1)芸术がその根底において人间の世界认识や世界构筑能力に深くかかわっていることを前提とした芸术教育の原理を确立すること(2)芸术団体の保护援助から、より柔软で多様な対応が可能な、大学における人材育成に力点をシフトし、复数の国立芸术大学による地域性と多様性のある人材育成の柱を构筑することの二つの提言をあげられました。
参加者からは、「近现代の美术から现代美术の流れがよく分かりました」「芸术は作り手の内面の自由な発露でもありますが、社会の中の人々が何を感じ、现実をいかにとらえ立ち向かってきたか、改めて考えさせられました」などの感想が寄せられました。
![]() 讲演をする潮江氏 | ![]() 会场の様子 |