※ 月曜讲义に東京オフィスの同時中継を追加しました。(2009年10月8日)

春秋讲义は、京都大学における学术研究活动の中で培われてきた知的财产について、広く学内外の人々と共有を図るため、1988(昭和63)年秋から月曜日と水曜日に开讲しています。月曜讲义はメインテーマをもうけ、水曜讲义は讲师それぞれが、时宜を得たテーマについて讲义を行います。
どなたにもご参加いただける讲义で、申込不要、受讲料は无料です。
平成21年度 秋季讲义
月曜讲义 (吉田キャンパス)

メインテーマ: | 「ガリレオ?ガリレイと现代―世界天文年にちなんで」 |
讲义时间: | 各日18時30分~20時00分 (開場18時00分) |
定员: | 500名 |
会场: | 京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール(京都市左京区吉田本町) |
10月5日(月曜日) | 柴田一成 教授(理学研究科附属天文台長) 「ガリレオの见た黒点と太阳はどこまで解明されたか?」 |
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10月19日(月曜日) | 伊藤和行 教授(文学研究科) 「ガリレオの天文観测-望远镜による新しい宇宙の発见」 |
10月26日(月曜日) | 長田哲也 教授(理学研究科) 「天体望远镜400年の歴史」 |
※ 東京オフィスにおいて、同時中継を行います(要申し込み)。详细は以下のページをご参照ください。
平成21年度春秋讲义、京都大学未来フォーラムの東京オフィス同時中継のご案内
水曜讲义 (宇治キャンパス)

讲义时间: | 各日18時30分~20時00分 (開場18時00分) |
定员: | 300名 |
会场: | 京都大学宇治キャンパス 宇治おうばくプラザ (宇治市五ヶ庄) |
10月28日(水曜日) | 尾形幸生 教授(エネルギー理工学研究所長) 「将来を支えるエネルギー:太阳、そして水素」 |
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11月18日(水曜日) | 西村和雄 教授(経済研究所長) 「『分数ができない大学生』から10年-何があったか、何が変わったか」 |
11月25日(水曜日) | 松本紘 京都大学総長 「日本の宇宙基本计画と宇宙开発利用」 |
月曜讲义と水曜讲义の会場が異なります。お間違えないようにご注意ください。
讲义の概要
月曜讲义 (京都大学吉田キャンパス)
10月5日(月曜日)
「ガリレオの见た黒点と太阳はどこまで解明されたか?」 柴田一成 教授(理学研究科附属天文台長)
ガリレオ?ガリレイは望远镜で宇宙を初めて见た结果、月のクレーター、木星の卫星、金星の満ちかけ、そして、太阳の黒点を発见した。ガリレオの黒点観测以来、400年が経ったが、黒点と太阳はどこまで解明されたのだろうか?京大飞騨天文台や日本の「ひので」卫星が明らかにした太阳の惊くべき正体、黒点がもたらす爆発だらけの素颜について绍介する。最后に、黒点のもう一つの谜である気候変动との関わりについても述べる。
10月19日(月曜日)
「ガリレオの天文観測?望遠鏡による新しい宇宙の発見」 伊藤和行 教授(文学研究科)
今年は、ガリレオが望远镜による天文観测を始めた1609年からちょうど400年になります。彼の天文観测は天文学の革命のみならず、宇宙観の変革を导いたといわれます。讲演では、ガリレオが残した着作(『星界の报告者』?『太阳黒点に関する书简』)や书简をたどりながら、彼の望远镜による「宇宙」の観察について、その歴史的文脉の中で検讨してみたいと思います。
10月26日(月曜日)
「天体望远镜400年の歴史」 長田哲也 教授(理学研究科)
ガリレオが望远镜を天体に向け、その思いもよらぬ素颜を目にして、今年が400年である。その后も、観测技术の革新が、宇宙に対する见方を変えてきた。反射望远镜が発明され、レンズが改良され、高能率反射镜ができ、高精度観测装置が生まれた。可视光だけでなく様々な电磁波が観测できるようになった。そして「完全无欠で悠久の天上の世界」は「ダイナミックに変动する宇宙」となった。歴史を振り返り、最新の宇宙像を概説する。
水曜讲义(京都大学宇治キャンパス)
10月28日(水曜日)
「将来を支えるエネルギー:太阳、そして水素」 尾形幸生 教授(エネルギー理工学研究所長)
地球人口膨张と化石燃料资源枯渇、さらには地球环境保全に対処するために、政治、経済、教育、科学技术総动员でエネルギー?环境问题に立ち向かうことが必须である。その中で、非枯渇かつ环境にやさしく将来を支え得るエネルギー源としては、太阳を措いて他にない。人工太阳を含む太阳エネルギー利用の可能性と位置付けを考えると共に、エネルギー输送?贮蔵媒体として多くの利点を持つ水素エネルギーの可能性を探り、展望する。
11月18日(水曜日)
「『分数ができない大学生』から10年―何があったか、何が変わったか」 西村和雄 教授(経済研究所長)
1999年6月に、『分数ができない大学生』を出版し、教育における当时の问题点を指摘した。その后、ゆとり教育、大学入试はどう変化してきたか。そして、今后の日本のあるべき教育と社会の姿は何か。今だから话せるエピソードを交えながら话す。
11月25日(水曜日)
「日本の宇宙基本计画と宇宙开発利用」 松本紘 京都大学総長
光の速度が时速30万办尘であることが测定されたのは19世纪半ばである。平成20年5月に成立した宇宙基本法に基づいて、内阁総理大臣を本部长とする宇宙开発戦略本部が内阁に设置され、日本の国家戦略としての宇宙开発利用についての「宇宙基本计画」が取りまとめられている。今回は、今后の10年程度の宇宙开発や宇宙科学の动向を述べ、宇宙学の面白さを话す。
问い合わせ先
京都大学企画部社会连携推進課
電話: 075-753-2233
所在地: 〒606-8501 京都市左京区吉田本町
E-mail: kinen52*mail.adm.kyoto-u.ac.jp (*を@に変えてください)
主催: 京都大学
後援: 財団法人京都大学教育研究振興財団/京都府/京都市/宇治市