监事ノート(8)(2012年3月13日)
平成23年度末を迎えようとしています。
本年度は东日本大震灾を机に私たちを取り巻く环境が大きく変化し、社会および个人の在り方の见直しを迫られています。京都大学における研究?教育?病院?社会贡献についても同様であり、中期计画?年度计画の実行とともにこれらの変化への対応をされてきた1年ではなかったでしょうか。
年度计画に沿って実施した监事监査「危机管理に関する取组」についても当初の監事監査計画に東日本大震災が大学の運営に求める変化を加味し、「危机管理に関する取组」の基本に立ち返って監査をいたしました。
多岐にわたる危機管理項目を個々に監査するのではなく、危機管理の基本である「内部統制」の考え方に立ち返り、監事監査を実施し、京都大学の今後の「危机管理に関する取组」に役立つよう工夫をいたしました。本部部門および部局における「危机管理に関する取组」に活かしていただければ幸いです。
また、平成23年度1年间を通じての监事意见も次のとおり述べさせていただきました。
- 本部と部局の连携强化
- 一人ひとりの计画を「実行」することの重要性
- 予算执行管理の见直し
- 监事意见のフォローアップ
これらの意见を実行に移すには、実行のための环境整备(会议体?制度?仕组などの见直し?整备)とともに教职员一人ひとりの実行力が求められます。「着眼大局、着手小局」の视点に立って监事意见を検讨され、実行に移していただくことを愿っています。
今回の临时监査の监事意见および1年间の监事监査を通じての监事意见を京都大学の业务の执行に活かしていただき、大学価値の向上に役立てていただければ幸いです。
監事 平井 紀夫
監事 畑 守人