监事ノート(9)(2012年3月30日)

监事ノート(9)(2012年3月30日)

 平成23年度も年度末を迎え、第二期中期计画の2年目が终わろうとしています。

 今后本年度の业务の执行状况を自己点検し、自己评価することになりますが、その结果を平成24年度の业务の执行に活かしていかなければなりません。大学业务の执行は螺旋状の阶段を登るように年々大学业务の执行の质を向上させていく必要があります。研究?教育?病院?社会贡献の质の向上を果たしていかなければならないからです。そのためには大学业务の执行の中に「质の向上の仕组」を组み込み、大学业务の执行に関する质の向上が果たされていくように工夫していくことが必须です。たとえばその好例として各种の研修が実施され、研修终了时に参加者から意见を求め、出された参加者の意见を次年度の研修の充実に活かしていくことが挙げられます。研修の质の向上を果たしていくためには、「参加者の意见を求め、次年度の研修に活かす」という「质の向上の仕组」を有効に働かせていかなければならないのです。さもなければ毎年同じ业务の执行を繰り返し、质の向上の歩みを止めてしまうことになりますし、大学を取り巻く环境が激しく进展することを考えると、质の向上の歩みを止めているのではなく、后退してしまうことになってしまいます。

 他方大学业务の执行に関する基本的事项は、毎年业务の执行の中で繰り返し実行しつつ、习惯化していくことが必要です。过去4年间の监事监査を通じて业务の执行に関する基本的事项として、「施策の基本的考え方または基本的方向性の明确化」「目标または目标状况の明确化」「施策の実行计画の立案と実施」「笔-顿-颁-础の実行」「双方向コミュニケーションの彻底」などを述べてきました。これらの事项を毎年繰り返し実行し、习惯化していくことにより、それぞれの事项の质が向上し、组织も个人も年々成长していくことができるものと思います。详细は京大広報 No.675に述べさせていただきましたので、ご一読いただければ幸いです。

 监事としても定期监査および临时监査の监査结果を可能な限り报告书として社会に発信し、大学の説明责任を果たす役割の一端を担ってきました。京都大学の価値向上に资すると考えたからです。学内においても监事意见を汲み取っていただき、京都大学の価値向上に役立てていただきたいと愿っています。

 これまで监事としての任务を果たすことができましたのは、総长、理事、机构长、部局长、教职员の皆さんから积极的に协力、支援していただいたお荫であると深く感谢いたしております。ありがとうございました。

監事 平井 紀夫
監事 畑 守人