玉城嘉十郎先生は京都大学理学部において理论物理学を讲じられ、在职中53歳の若さで他界されましたが、他界后30年に当たり、先生の意志に基づいて、ご遗族より奨学のために多额のご寄付をいただき、先生を记念して毎年公开の学术讲演会を开催しています。第1回は1969年秋、以后56年、回を重ねること今回で64回に达しました。テーマは必ずしも既存の専门にとらわれず、明日の学问への展望をひらくものをと心がけて选ばれています。
この玉城记念讲演会は、専门の研究者だけでなく学生の参加も多く、少数ながら热心な一般聴众の方々にも好评を博しています。
基本情报
开催地
- 吉田キャンパス
北部総合教育研究棟 益川ホール(北部构内マップ[13])
対象
- 在学生の方
- 一般?地域の方
大学生(学部生?大学院生)、教员、一般の方
参加费
无料
イベント内容
テーマ
生物の普遍性と多様性
プログラム
| 14时00分~14时10分 | 开会挨拶 |
| 14时10分~15时10分 | 「タンパク质の品质を管理する细胞応答」 森 和俊 高等研究院特別教授、名誉教授 生き物の基本単位は細胞ですが、細胞の中はどうなっているでしょうか。私達の体内には、いろんな臓器が入っていて役割を分担しています。同じように、細胞の中にも小さな臓器(細胞内小器官)がたくさん入っていて役割分担しています。私が研究している小胞体は、その一つで、タンパク質の製造工場という役割を果たしています。タンパク質が作られた時は、20 種類のアミノ酸が数珠つながりで並んだ紐(ひも)ですが、小胞体はこの紐を、それぞれのタンパク質が最も働きやすい形に作り上げ、良い形になったタンパク質のみを活用します。すなわち、タンパク質の品質が管理されています。この工場はかなり優秀で、よく働くのですが、それでも時にうまく機能しなくなり、不良品がいつも以上にできてしまうことがあります。このとき、この悪くなった状況を元に戻そうとする復元力が細胞に備わっているのです。この仕組み(細胞応答=小胞体ストレス応答)を解説します。 |
| 15时20分~16时20分 | 「时を感じる虫たちの世界を探る」 沼田 英治 総合研究推进本部特定教授、名誉教授 昆虫には「时を感じる力」がある。记载されているだけで百万种を超える昆虫は、地球上のさまざまな环境に进出してきた。これらの环境の多くは周期的に変动しており、昆虫はそうした変动に対応するために、独自の时计を进化させてきた。この时计によって昆虫は昼夜の変化だけでなく、季节の移り変わりや潮の満ち引きといった周期的な変化にも対応し、生き延びて子孙を残してきた。わたしはこれまで、日周リズムを司る概日时计、季节変化に応じた光周时计や概年时计、さらには潮汐周期に対応する概潮汐时计など、昆虫のもつ多様な时计を研究してきた。本讲演では、これらの昆虫时计の惊くほど精巧なしくみを绍介し、それらに共通する原理を探ってきた経纬を概説する。さらに、砂时计のように一过性でありながら世代を超えて动き続ける不思议な时计、アブラムシの「季节タイマー」の谜にも触れながら、多様な生物を研究する惊きと喜びを伝えたい。 |
| 16时20分~16时30分 | 闭会挨拶 |
お问い合わせ
理学研究科 SACRA 広報?社会连携部門
贵补虫:075-753-9410
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