総合博物馆企画展?日本医学会総会2015関西医学史展「医は意なり -命をまもる知のあゆみ-」を2月11日~4月12日まで開催しています。
「医は意なり」とは、医学を志す人たちに长く受け継がれている言叶です。この言叶の中心には「医の使命はただ一つ、病気になった人を直すこと」という真挚な気持ちがあります。今回の医学史展は、「第29回日本医学会総会2015関西」の开催を机に企画したもので、まず、现代につながる江戸时代以降の医の発展に尽くした先人たちについて、関西に重点をおきつつ绍介しています。また、医学、看护、助产とその教育、创薬と医疗技术の返还を、明治から现在まで概観いただき、さらに最先端医学についても绍介します。そして、生命と生命理论、社会保障制度の歴史をご理解いただき、全体として「命をまもる知のあゆみ」を皆さんと一绪に学びます。
医疗にはまだまだ解决すべき课题がありますが、この展覧会が市民の皆さんや医疗に関わる人たちとともに、过去の経験から学び、谁もが健康にすごせ、安心して子供を生み育める社会をつくりだすためのさらなるきっかけになることを期待しています。
開催に先立ち行われた内覧会?レセプションでは、学内外から約90名の出席がありました。内覧会は、大野照文 総合博物馆長の挨拶後、中川千草 総合博物馆特定研究員(日本医学会総会展示委員会委員)が、展覧会の構成、展示品の解説を行い、出席者は、医の歴史から先端医学のiPS細胞まで興味深く熱心に鑑賞し、理解を深めました。
小泉昭夫 医学研究科教授(日本医学会総会展示委員会副委員長)の司会のもと、井村裕夫 名誉教授( 同総会会頭)の挨拶で始まったレセプションは、三嶋理晃 医学部附属病院長(同総会準備委員長)、杉村和朗 神戸大学医学研究科教授(同総会展示委員長)および小曽戸洋 日本医史学会理事長の挨拶後、山極壽一 総長の乾杯の音頭で幕を開け、終始和やかな雰囲気に包まれました。
なお、讲演会「医学サロン」を、会期中の週末に计10回シリーズで开催する予定としています。
左から、叁嶋院长、山极総长、大野馆长
左から、杉村教授、中川特定研究员、井村 名誉教授 、小曽戸理事长
ようこそ「医は意なり」展へ
展示会场の様子(1)
展示会场の様子(2)