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連続講演会「東京で学ぶ 京大の知」のシリーズ20「「コミュニケーション」を考える」第4回を東京オフィスで開催しました。
「コミュニケーション」をテーマにしたシリーズ20の第4回は、「人間言語の特質とその起源?進化」と題し、藤田耕司 人間?環境学研究科教授が講演を行いました。
藤田教授は、まず、「言语」が人间固有のものであることを述べ、さまざまな动物にも见られるコミュニケーション能力とは异なるものであると话しました。また、言语は「思考」のために进化したという観点を説明し、私たちの持つ人间言语の仕组みと、その复雑な言语构造を作る基本能力と考えられる、二つのものを一つの集合に组み合わせる「併合」について话しました。さらにその「併合」と人间言语の起源?进化についても考察し、その组み合わせる能力は、言语だけではなく人间の知的活动の根源にも関わるのではないかと语りました。そして、コミュニケーションも、ある人の考えと、别の人の考えを组み合わせる机能を果すと述べ、人间は多くのものを组み合わせる能力を武器に生きてきた种なのではないだろうかと语りました。
讲演する藤田教授
会场の様子