本学教职员における障害者差别解消法の対応に関する研修会を开催しました。(2016年7月7日)

公开日

平成28年4月に「障害を理由とする差别の解消の推进に関する法律」(障害者差别解消法)が施行され、各国立大学法人にも、教职员が障害者の差别解消に関し、适切な対応をするための「対応要领」を策定することが义务付けられました。

これを受けて、本学においても、教职员の适切な対応を确保するため、「京都大学における障害を理由とする差别の解消の推进に関する対応要领」を策定しましたが、このたび、本学教职员等に対し、障害を理由とする差别に関する理解を深め、障害者差别解消の推进を図るための启発を目的として「本学教职员における障害者差别解消法の対応に関する研修会」を国际科学イノベーション栋シンポジウムホールにて开催し、教职员、学生あわせて103名が参加しました。

研修会の前半では、竹田一則 筑波大学人間系教授(アクセシビリティ部門長)が、「大学に求められる障害者差別解消法への対応と課題 -「合理的配慮」に基づく支援を考える-」と題して、「障害者の権利に関する条約」から「障害者差別解消法」までの経緯、障害の考え方、「障害者差別解消法」のポイントなど、筑波大学の障害学生支援の具体的な取り組みや海外の大学の障害学生支援の事例等を参考にしながら、講演を行いました。

後半では、林達也 学生総合支援センター障害学生支援ルーム室長(人間?環境学研究科教授)および村田淳 同助教が、本学における障害学生支援に係る体制や、具体的な事例について紹介しました。

今回の研修会は、教职员にとって障害者差别解消に関する认识を新たにする大変有意义な机会となりました。

讲演する竹田教授

讲演する村田助教