桜岛新観测坑道竣工记念式典を挙行しました。(2016年8月29日)

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国民宿舎レインボー桜岛(鹿児岛市)において、防灾研究所附属火山活动研究センター桜岛新観测坑道竣工记念式典を挙行しました。

今回竣工したのは高免(こうめん)観测坑道です。桜岛にはすでに、ハルタ山観测坑道(1985年竣工)と有村観测坑道(2006年竣工、国土交通省管理)において精密地盘変动観测が行われており、高免観测坑道は桜岛における叁つめの観测坑道となります。今后は、これら3つの観测坑道で得られたデータを复合的に解析することによって、より确度の高いマグマの动态把握と火山喷火の早期警戒が可能になります。一つの火山に叁つもの観测坑道を持っているのは世界でも桜岛だけです。そのことは近い将来に予想されている大规模喷火への対応が、紧急の课题であることを示しています。

記念式典には約90名が出席しました。寶馨 防灾研究所長と清木孝悦 理事による式辞につづいて、来賓の保岡興治 衆議院議員、森博幸 鹿児島市長、牛尾則史 文部科学省研究振興局学術機関課長からの祝辞、新坑道の建設にあたった工事業者への感謝状贈呈を行いました。その後、井口正人 火山活動研究センター長が、桜島の火山活動状況および新坑道の概要と設置の意義について説明しました。

记念式典终了后には、出席者はバスに分乗して、记念式典会场から桜岛をおよそ半周した鹿児岛市高免町にある新坑道を访れ、火山活动研究センタースタッフの案内で新坑道とその中に设置されている水管倾斜计や伸缩计などの観测机器を见学しました。

记念式典の様子

宝研究所长による祝贺会挨拶

桜岛の活动状况について报告する井口センター长

新坑道?高免観测坑道の内部を案内される出席者

桜岛を背景にした集合写真

関连部局