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平岡眞寛 名誉教授を含む7名の研究グループが、第6回JCA-CHAAO(Chugai Academy for Advanced Oncology)賞を受賞しました。同賞は、パシフィコ横浜で開催された第75回日本癌学会学術総会において授与されたものです。
闯颁础-颁贬础础翱赏は、新たな抗がん剤?治疗法に関わる研究?开発を行い、日本のがん医疗の発展に多大に贡献する成果物を创出した个人またはグループの功绩を称え、がん研究の一层の振兴を図ることを目的として、2011年度に日本癌学会によって设立されました。今回の受赏研究课题は「リアルタイムモニタリング动体追尾放射线治疗の开発」で、医疗机器开発によるものでは闯颁础-颁贬础础翱赏初の受赏となります。
本研究グループは、2000年より产学官连携のもと四次元放射线治疗装置の开発を行い、2011年に定位放射线治疗を、2013年には强度変调放射线治疗をそれぞれ四次元化することに成功しました。リアルタイムモニタリング动体追尾放射线治疗と命名した本治疗は、动くがんを常时モニターしながら従来と同じ所要时间で治疗を完了するという条件をクリアした世界で初めての四次元治疗法です。现在、肺がん、肝臓がん、膵臓がんに対する同治疗法の多施设共同第2相试験が実施されています。开発した治疗装置は、米国、日本、贰鲍で薬事承认され、国内外の医疗机関で临床稼働しています。このように、机器开発から临床応用まで幅広い研究を行い、放射线治疗の四次元化を达成した点が评価されました。
研究グループ
グループ代表者
- 平岡眞寛 京都大学名誉教授
共同研究者
- 小久保雅樹 神戸市立医療センター中央市民病院放射線治療科部長
- 高山賢二 京都大学医学研究科助教(放射線腫瘍学?画像応用治療学)
- 中村光宏 京都大学医学研究科特定講師(放射線腫瘍学?画像応用治療学)
- 松尾幸憲 京都大学医学研究科講師(放射線腫瘍学?画像応用治療学)
- 溝脇尚志 京都大学医学研究科准教授(放射線腫瘍学?画像応用治療学)
- 宮部結城 京都大学医学研究科特定講師(放射線腫瘍学?画像応用治療学)
関连リンク
- 日本癌学会Webサイト「日本癌学会学術賞 JCA-CHAAO(Chugai Academy for Advanced Oncology)賞」
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