本学と高エネルギー加速器研究机构(碍贰碍)は、2010年度に缔结した连携?协力の推进に関する基本协定に基づき、両机関の更に紧密な研究协力関係を构筑するため覚书を取り交わし、碍贰碍东海1号馆(茨城県那珂郡东海村)に闯-笔础搁颁センター京都大学分室を设置しました。
覚書締結式は、KEKと日本原子力研究開発機構(JAEA)が共同運営するJ-PARCセンター(大強度陽子加速器施設)で執り行われ、湊長博 理事?副学長と岡田安弘 KEK理事が覚書に署名しました。
岡田理事より、地球が誕生して、どのように物質や生命が生まれ、多様性がどのように進んできたのかを探究し物質の起源に迫り、大強度ビームで新しい価値観を求めるJ-PARCセンターの独創的な取り組みについて紹介があった後、京都大学分室の設置を記念して、齊藤直人 J-PARCセンター長から「京都大学J-PARC分室の設置にあたって -大強度ビームで世界を繋ぐ!-」とのタイトルで概要説明があり、J-PARCと本学が協力することで、基礎科学から産業応用まで研究対象がさらに広がり、人材育成が活発となる期待が述べられました。また、「J-PARCにおける京都大学の核心的貢献」の代表例として、中家剛 理学研究科教授によるニュートリノ実験施設でのT2Kニュートリノ実験、KOTO k中間子稀崩壊実験、永江知文 理学研究科教授によるハドロン実験施設でのハイパー核実験、ハドロン実験など、J-PARCでの本学教員が中心的に活動する研究の紹介があり、本学のホームグラウンドとして共同で新しい取り組みを生み出していくためにも、分室の設置は有益でありおおいに歓迎である旨が述べられました。
締結式の後、J-PARCの代表的な施設であるハドロン実験施設、物質?生命科学実験施設(MLF)、ニュートリノの視察が行われ、MLFでは金谷利治 MLFディビジョン長(本学化学研究所元教授)から、本学と共同で設置した装置による革新的な研究成果が披露されました。
その后、分室が设置される碍贰碍东海1号馆に移り、凑理事?副学长による京都大学分室の看板掲扬が行われました。
概要説明をする齐藤センター长
凑理事?副学长、冈田理事による覚书の缔结
ハドロン実験施设での研究机器の説明
金谷ディビジョン长による机器构成の説明
东京大学のスーパーカミオカンデにつながるニュートリノ施设の见学
凑理事?副学长による看板掲扬