京都大学図书馆机构は、附属図书馆が所蔵する医学分野の贵重资料コレクション「富士川文库」全点の电子画像を、京都大学贵重资料デジタルアーカイブに公开しました。
附属図书馆が所蔵する「富士川文库」は、约5,000点にのぼる医学书のコレクションで、富士川游(1865-1940)医学博士?文学博士から大正6年以降3回にわたって寄赠されたものです。富士川博士は、日本医学の生长过程を跡付ける「日本医学史」编纂の参考资料として、学术的図书を広く系统的に収集し、明治以前の和汉の医书と、江戸中期以后、主として幕末期の西洋医学书の翻訳书からなる蔵书を构筑しました。
今回新しく公开した资料の一つ、和兰医书の翻訳书「和兰全躯内外分合図及験号」には、筋肉系、循环器系、骨格系等を描いた纸片を重ね合わせて表现した人体解剖図が含まれています。
「富士川文库」の电子化は平成10年度から进められていましたが、京都大学図书馆机构では、平成28年度及び平成29年度に採択された大规模な电子化事业 ※ により、平成28年度に约2,000タイトル、平成29年度に约2,700タイトルを电子化しました。今回1,647タイトルを京都大学贵重资料デジタルアーカイブに公开したことで、「富士川文库」の电子化?公开事业が完了しました。
平成28~29年度电子化事业 ※
「京都大学附属図书馆所蔵「富士川文库」保存?公开のための修復?电子化事业-わが国の医学の歴史を俯瞰する研究基盘构筑のために-(机能强化経费)」
国文学研究资料馆「日本语の歴史的典籍の国际共同研究ネットワーク构筑计画」
京都大学重点戦略アクションプラン オープンアクセス推進事業
「和兰全躯内外分合図及験号」(京都大学附属図书馆所蔵)に収録されている人体解剖図(一部)
左から4点は前面図、残りの2点は背面図。上から顺に纸片をめくると、筋肉系、循环器系、骨格系等の解剖図が现れる。
関连リンク
- 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 富士川文庫
- 「和兰全躯内外分合図及験号」(京都大学附属図书馆所蔵)