公开日
今回の京都大学未来フォーラムは、工学部卒业生で三菱電機株式会社特別顧問の山西 健一郎氏を迎え、百周年時計台記念館において開催しました。
「企業力の源泉と産業界が予想する未来”Society 5.0”」と題した講演の中で山西氏は、はじめに三菱電機株式会社の概況紹介をした上で、「世界と日本」という関係ではなく「世界の中の日本」という視点で、経済成長や世界の災害、食糧問題などの社会的課題を解決するソリューションである”Society 5.0”の実現に向け、産業界が果たすべき役割を示しました。また、企業?組織運営に必要なコンプライアンスは「法令遵守」ではなく「倫理遵守」であり、「風通しの良い」組織作りが重要であると述べ、将来を担う経営に必要な視点や、経営者として不可欠な要素について、自身の経験談をもとに語りました。
参加者からは、「大公司のトップを务めた方の考え方(特に経営者の视点)をとても兴味深く拝聴しました。管理职としての心构えとして大変参考になりました」、「厂辞肠颈别迟测5.0に関して公司侧の考えが闻けて良かった。大学教育と公司が别世界でないと改めて感じた」、「“风通しの良い风土“を自分の职场で考えてしまいました。どの职种、职域でも同じことが言えると共鸣しました」、「これからの社会、働く际の考え方として参考にすべきところが见つけられた」などの感想が寄せられました。
讲演する山西氏