総合生存学馆(思修馆)は、ロンドン大学ゴールドスミス校との共催で第2回アートサイエンス国際シンポジウムを開催しました。これは両校の間で2017年に交わされた学術交流協定(MOU)に基づいた活動の一環で、アート的考え方を導入することによって各種の分野でイノベーションを起こすことを目指しています。第1回では学術的な活動に関する議論が中心でしたが、第2回はそれを産業?行政の分野にも拡大して議論することとし「アート?イノベーション 」をテーマとしました。
寳馨 総合生存学館長の挨拶、山極壽一 総長による冒頭講演に続き、VRのパイオニアである Scott S. Fisher 南カリフォルニア大学教授および2025大阪万博を担当している東哲也 経済産業省企画調整官による基调讲演でシンポジウムは始まりました。土佐尚子 総合生存学館特定教授を議長に、2日間のシンポジウムでは、京都大学?ロンドン大学の教員やアート業界の方々による講演に加え、産業界からはアート?イノベーションに取り組む5社の企業の方々による報告、行政からは文化庁、京都府、京都市における取り組みに関して報告が行われました。締めくくりのパネルディスカッションでは、本学学生から70歳代研究者まで、世代を超えてアート?イノベーションの普遍性を議論しました。
また会期中、アート?サイエンス融合领域の活动を作品の形で展示する招待展および公募展を、本学と建仁寺にて开催しました。本シンポジウムによりアート?イノベーション活动が今后学术?产业?行政などの领域において盛んになることが期待されます。
宝学馆长の挨拶
东企画调整官の 基调讲演
土佐特定教授の讲演(京都新闻社提供)
Willim Latham ロンドン大学ゴールドスミス校教授による講演
中村和男 シミックホールディングス株式会社代表取締役CEOによる講演
山敷庸亮 総合生存学館教授による太陽系外惑星の講演
橘会馆での展示を体験する浅野俊道 建仁寺 僧侣
山極総長、Latham教授、土佐特定教授、伊東順二 東京藝術大学教授らによる審査風景
登壇者、観客の皆さんとのPhoto Session
関连リンク
- アートイノベーション 国際シンポジウム
- 招待展および公募展 ( 本学と建仁寺にて开催) の受赏者详细