新型コロナウイルス感染症に対する全自动遗伝子検査システムを开発しました

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 長尾美紀 医学研究科教授、松村康史 同准教授、山本正樹 医学部附属病院講師、野口太郎 同助教らの研究グループは、新型コロナウイルス感染症に対して大量検査が可能な全自動遺伝子検査システムを開発し、その有用性を実証しました。

 新型コロナウイルス感染症対策において、高精度な诊断検査法を大量に実施できる検査体制が望まれています。本研究グループは、复数検体を混合し1検体とする「プール」検査法と、既存の全自动遗伝子検査装置を组み合わせることで、高精度な大量検体処理を目指しました。3种类の全自动遗伝子検査装置(ジーンリード:プレシジョン?システム?サイエンス株式会社、パンサーシステム:ホロジックジャパン株式会社、叠颈辞尘别办システム:ベックマン?コールター株式会社)とインテグラ?バイオサイエンセズ株式会社の自动分注机を组み合わせたプール検査システムを开発、検証、最适化し、さらに数千の临床検体を用いて実証试験を行い、各システムの有用性を确认しました。

 本研究成果により、高精度な大量検査の导入が容易に可能となり、新型コロナウイルス感染症対策に贡献できることが期待されます。

プール検査の概念と全自動検査装置によるプール検査フロー
図:プール検査の概念と全自动検査装置によるプール検査フロー

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