ターゲット
公开日
寺井健太 生命科学研究科 准教授、松田道行 同教授、金城智章 医学研究科 博士课程学生らの研究グループは、二光子励起で効率よく活性化できる蛍光タンパク质からの蛍光共鸣エネルギー移动を利用して、植物が光を感じ取るための光応答性分子である颁搁驰2を二光子励起で活性化する技术を开発しました。
また、本研究では二光子励起の性质を利用して、生体内での多种多様な细胞の中から、狙った単一の细胞のみで、细胞の増殖や分化に重要な分子である贰搁碍の活性をコントロールすることに成功しました。
本研究成果により、従来は调べることができなかった、生体の中で1つの细胞が周囲に与える影响を解析することが可能になります。これにより、生体内での细胞同士の情报伝达の理解が进み、様々な疾患の病态解明に繋がると期待されます。
本研究成果は、2019年9月10日に、国際学術誌「Nature Methods」のオンライン版に掲載されました。

図:本研究の概要図
详しい研究内容について
书誌情报
【顿翱滨】
Tomoaki Kinjo, Kenta Terai, Shoichiro Horita, Norimichi Nomura, Kenta Sumiyama, Kaori Togashi, So Iwata & Michiyuki Matsuda (2019). FRET-assisted photoactivation of flavoproteins for in vivo two-photon optogenetics. Nature Methods, 16(10), 1029-1036.
- 日刊工業新聞(9月10日 21面)および読売新聞(9月14日 14面)に掲載されました。