「給餌フェロモン」を発見 -シデムシの母親は匂いで子の餌乞いを操る-

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高田守 农学研究科?日本学术振兴会特别研究员 森直樹 農学研究科教授 、三高雄希 京都工芸繊維大学? 日本学术振兴会 特別研究員、Sandra Steiger バイロイト大学教授らの研究グループは、親が子育てを行うシデムシにおいて、給餌の直前に母親が分泌し、子の餌乞い行動を引き起こす「給餌フェロモン」という新しいフェロモンを世界で初めて発見しました。

本研究成果は、子に适切な量の给饵を効率的に行うことが要求される子育ての场面において、空腹加减を伝える子の信号だけでなく、その信号を発するのに适したタイミングを伝える亲の信号も必要とされることを示しており、给饵量の调节に関わる亲子间コミュニケーションの进化を理解する上で重要な意味を持ちます。

本研究成果は、2019年9月12日に、国际学术誌「颈厂肠颈别苍肠别」のオンライン版に掲载されました。

図:本研究のイメージ図

详しい研究内容について

书誌情报

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【碍鲍搁贰狈础滨アクセス鲍搁尝】

Mamoru Takata, Yuki Mitaka, Sandra Steiger, Naoki Mori (2019). A Parental Volatile Pheromone Triggers Offspring Begging in a Burying Beetle. iScience, 19, 1260-1278.

  • 京都新聞(9月12日 28面)および読売新聞(9月13日 25面)に掲載されました。