流れの「かたち」解析による装置を開発 -流線位相データ解析による効率的粉体分級装置の開発-

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坂上貴之 理学研究科教授、横山知郎 京都教育大学准教授は、日本ニューマチック工業株式会社(NPK)と共同で、さまざまな粒径を持つ粉体から細かい粒径の粒子を空気の流れによって分離する装置(分級装置)の開発に、応用数学の手法の一つである流線位相( トポロジー) データ解析を応用した结果、従来よりも高い分离性能を持つ分级装置の开発に成功しました。

分级装置はトナー、衣料品、化粧品、电子材料などの粉体を加工する机械设备で、高い分离性能を达成する本装置の开発は社会的にも意义のあるものと考えられます。

本装置は坂上教授と横山准教授が数学を用いて开発した流れパターンの分类理论に基づいて、狈笔碍社の叁次元数値シミュレーションデータを解析评価し、开発を繰り返すサイクルを実施することにより开発されました。また、本装置における技术は数学理论の普遍的性质を最大限に活かすことにより、分级装置の开発にとどまらず、広范な流体机械设计に利用できる基盘技术です。 本技术 のさらなる进化、そして医疗、材料科学および产业といったさまざまな分野において応用可能な共通基盘技术となることが期待されます。

本装置は、2019年10月16日?18日に开催される「粉体工业展大阪2019」において出展されます。

図:本装置开発の概要図

详しい研究内容について