ターゲット
公开日
土佐尚子&苍产蝉辫;総合生存学馆特定教授は、鲜やかな色彩の絵の具などの粘性液体に音の振动を与えて各种の色が融合しつつ飞び上がる様を2000フレーム/秒の高速度カメラで撮影するビデオアート制作手法「流体アート」を开発し、この手法を用いた代表的なビデオアートとして「サウンドオブ生け花」を制作しました。そして、本手法を用いて、新生児の产声のアートを作り出す「产声产测サウンドオブ生け花」プロジェクトを开始しました。
本プロジェクトは、新生児の产声を、「サウンドオブ生け花」を制作する际の音の振动源として用いるものです。これまでの「サウンドオブ生け花」制作では、安定的な振动源として主としてサイン波を用いていました。そのため、产声を用いるにあたって、音の大きさや絵の具の粘性などの各种のパラメータの调整が必要でした。调整の结果、生命の诞生のエネルギーを表现した、世界でひとつだけの产声の生け花、世界でひとつだけのアートを作り出すことに成功しました。
本プロジェクトは、アートイノベーションの社会実装の具体例として、コロナ祸中の社会に明るいニュースを与えます。また、新生児の両亲に新しい出产记念の形を提案し、すでに个々の新生児の产声の特徴に対応する美しいアートが作り出されています。さらに、足立病院(京都市)、凸版印刷株式会社、京大オリジナル株式会社と共同で、ビジネスとしての展开も开始しています。今后は、宇宙时代の到来を睨んで、无重力化での「产声产测サウンドオブ生け花」の生成に取り组む予定です。
本研究成果は、2020年8月5日に発表されました。
図:产声产测サウンドオブ生け花の例
详しい研究内容について
书誌情报
- 京都新聞(8月11日夕刊 1面)に掲載されました。
研究者情报
研究者名
土佐尚子
関连部局