ペロブスカイト太阳电池の常温熟成机构の解明

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 大北英生 工学研究科教授、キム?ヒョンド 同助教、チョウ?ヨンユン 工学研究科?日本学術振興会特別研究員、若宫淳志 化学研究所教授、ジャンフイ?ジョン シドニー大学博士、ジュエミン?ビン 同博士、リ?ヨン ニューサウスウェールズ大学博士課程学生、グリーン?マーティン 同教授、ファン?シュジュアン 同准教授、ジャン?モン 同博士、ホ?バイリー?アニタ 同教授(現?シドニー大学教授)らの研究グループは、ペロブスカイト太陽電池を空気中で保管することにより効率が向上する機構を包括的に解明しました。

 ペロブスカイト太阳电池を空気中に保管すると、ワインが常温保管で熟成するように、効率が向上することは経験的に知られていましたが、その机构については十分に理解されていませんでした。

 今回の研究により、ペロブスカイト太阳电池を构成する材料の基本物性と电圧损失の原因を明らかにすることができました。これらの知见は、ペロブスカイト太阳电池のさらなる効率向上ならびに安定な材料设计をもたらすと期待されます。

 本研究成果は、2021年2月16日に、国際学術誌「ACS Energy Letters」のオンライン版に掲載されました。

本研究のイメージ図
図:本研究のイメージ図
研究者情报
研究者名
大北英生
研究者名
キム?ヒョンド
研究者名
若宫淳志
书誌情报

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 Yongyoon Cho, Hyung Do Kim, Jianghui Zheng, Jueming Bing, Yong Li, Meng Zhang, Martin A. Green, Atsushi Wakamiya, Shujuan Huang, Hideo Ohkita, and Anita W.Y. Ho-Baillie (2021). Elucidating Mechanisms behind Ambient Storage-Induced Efficiency Improvements in Perovskite Solar Cells. ACS Energy Letters, 6, 925-933.