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京都大学広报誌『红萠』

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輝け!京大スピリット

2024年秋号

輝け! 京大スピリット

戦力を底上げする思考の力。チームの跃进を支える第二の野球人生

京都大学硬式野球部 アナライザー
赤尾栄士郎さん(工学部4回生)

创设120余年の歴史を夸る京都大学硬式野球部。长年、スポーツ推荐枠のある私立大学を相手に苦汁をなめてきたが、2024年度関西学生野球连盟春季リーグ戦では京大初の开幕2连胜と明るいスタートを切った。「私は野球部の『なんでも屋』です」と笑うのは、跃进の立役者の一人、赤尾栄士郎さん。选手ではなく、データ分析を担うアナライザーとしてチームを支えている。

主体的に考えて取り组む部员が多く、部には活発で明るい雰囲気が満ちる。そんな环境だからこそ、赤尾さんのデータ分析も活きる

データ分析というと数字を扱うイメージがあるが、赤尾さんはこつこつと手を動かすスタイル。タブレットに表示されたグラウンドの模式図には、カラフルな線がいくつも書き込まれている。「相手打者が打った打球がどこにどう飛んだかを書き込んでいます。興味本位で始めましたが、図にすると打者ごとの傾向が驚くほどはっきりと浮かんで、『これは使える ! 』と直感しました」。打球が飛びやすい方向をあらかじめ把握できれば、アウトにできる確率が高くなる。入部直後から集めたデータの数は、相手の主力選手だと100打席を超える。「図にしたことでチーム内でも共有しやすい。試合でも着実に成果を挙げている手応えがあります」。

一方で、「データがすべてではない」と念を押す。「データはあくまで结果を示すもの。选手は対戦しながら、もっと复雑な情报を肌で感じ取っている。最终的には选手の感覚を信じます」。赤尾さんも小学3年生から高校まで内野手としてプレー。だが、大学では当初野球部を选ばなかった。「选手としての能力不足は痛感していたので……。そんなとき、アナライザーをしないかと诱われたんです」。选手は引退しても、野球好きは変わらない。
今は一歩引いてかんてきにグラウンドを见つめる楽しさを味わっている。「分析结果は选手が自信を持ってプレーする材料になる。私の分析と选手の感覚とがぴったり合致すると、背中を押せた気がして嬉しいんです」。

动画配信されている各大学の试合を视聴しながら、打者ごとに打球を记録。根気のいる地道な作业だが、分析结果は视覚的に分かりやすく、部员にも评判が良い。3~9の数字は守备位置を示し、ポジションごとの要点が端的にまとめられている


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